« 大企業病の中小企業診断士 | トップページ | 見本を示す大切さ »

2010年3月 3日 (水)

負けない心を持つ

「先生、ここ2年ばかり赤字が続いていて個人的な資金まで事業につぎ込んでいるんです。廃業すべきかどうか教えて下さい!」といったご相談がありました。

融資を受けられれば「継続」、受けれらなければ「廃業」という選択肢しか考えられず、見るからに憔悴されたご様子でした。

ですが、僕たち支援者が相談者の重大な人生の決断をする訳にはいきません。お話を伺うと、相当な努力をしないと融資は受けられない内容でしたが、本人さえやる気があれば方法はいくらでも考えられます。きっぱりと、ご本人の決断が全てであることをお伝えし、事業計画の作成代行はお断りしました。

事業を始められた理由や夢などをお伺いしている間に、思われるところがあったようで、「もう一度考えて見ます」とお帰りになりました。事業計画書の作成代行を依頼されるフィーをそれなりにご用意されていたので、僕は稼ぎそこなった訳ですが、引き受けなくて良かったなと思っています。一次しのぎで融資を受けても将来の展望が描けなければ、結局はご本人が背負うことになります。一緒に苦労を背負えるほどの覚悟はできませんでした。

場面に応じて様々なケースがありますが、「高額なフィー」や「相談者のネガティブさ」などに負けないよう「心」を鍛えておくことが大切だと思うのです。

|

« 大企業病の中小企業診断士 | トップページ | 見本を示す大切さ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537954/47719456

この記事へのトラックバック一覧です: 負けない心を持つ:

« 大企業病の中小企業診断士 | トップページ | 見本を示す大切さ »