« クレサラ問題を考える | トップページ | 「どんな困難も楽しめる”心”のつくりかた」 »

2010年2月25日 (木)

診断と応援と支援

中小企業診断士として、小さな会社に元気になって貰いたいという気持ちで、商店街の支援に伺っています。最近は、会合の頻度も増えていて、行くのは大変ですが嬉しくもあります。課題が山積なので、やりがいがありますね。

福島正伸先生のコンサル養成講座に通っているうちに、今まで気軽に使っていた「応援」という言葉が重くなりました。本気の相手をどこまで「応援」できるのかというのは支援者の覚悟が問われます。

中小企業診断士は、実務補習の段階から「診断」ということを行います。企業ドクターなんだから「診察」でも良いと思うのですが、要は「悪いところを見つけて指摘する」とういこと。辞書で調べると、『(1)医者が患者を診察し、病状を判断すること(2)物事を調べて欠陥がないかなどその状態を判断すること』となっています。最初から悪いところがある前提で、これでは、経営者が元気になってくれないと思っています。

一方で、「応援」は『(1)他人の手助けをすること。また、その人(2)(競技・試合などで)歌を歌ったり声をかけたりして味方のチーム・選手を元気づけること』。「支援」は『他人を支えたすけること。援助。後援。』となっていて、どうやら「応援」というのは<その場に居て積極的に手伝う、声を掛ける>という意味合いが含まれているようです。僕たちが普段気軽に使っている「応援」はエールを送るものですね。経営者にエールを送るだけでは、経営コンサルタントの存在意義が薄くなります。

僕達の学んでいる『メンタリング』では、<相手の側に居る>ということが大切になります。だからこそ、「応援」という言葉が良く使われるのですが、人生を掛けた活動をしている経営者に対する「応援」というのは並大抵の覚悟ではできません。それぞれの係わり方の範囲内で精一杯相手を支える「支援」に力を注ぐのが現実的かなと思います。

頑張る経営者に『元気になっていただく』ことが主眼なので、実務補習でも従来と異なるプロセスのアプローチで実習生を戸惑わせてしまいます。しかし、やはり「支援」の方法をこれからも研究していきたいと思うのです。

|

« クレサラ問題を考える | トップページ | 「どんな困難も楽しめる”心”のつくりかた」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537954/47661991

この記事へのトラックバック一覧です: 診断と応援と支援:

« クレサラ問題を考える | トップページ | 「どんな困難も楽しめる”心”のつくりかた」 »