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2010年1月

2010年1月31日 (日)

実務補習4日前

中小企業診断士の実務補習開始まであと3日となりました。

ようやく受講生全員と連絡が取れ、ほっと一息です。いかに受講生に現場の緊張感を体験して頂くか、実習先に喜んで頂ける提案ができるか、これまでの経験を踏まえながら更に改善していきます。

指導員という肩書きではありますが、専門分野では受講生の方がよほど詳しかったりするので、僕自身も教えて頂く立場でもあります。「支援者」としてお互いに成長できるような関係になれればと思うのです。

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2010年1月30日 (土)

実務補習5日前

中小企業診断士の実務補習が迫ってきました。実務補習が始まる前にデスクワークを一通り終らせておかなければいけないと思っているのですが、バタバタ出歩いていて中々進みません。パソコンや携帯のバッテリーを忘れて外出するなど、急ぐと何か抜けがでますね。メーラーのトラブルで、発信されていないメールがあったようで、戻ってからの対応が大変そうです。連絡の不備はプロとして言い訳のしようもありません(T^T)

毎回のことですが、メール連絡に返信のない受講生がいて詳細情報の発信ができません。土日にしっかり準備を進めて欲しかったのですが、日中に連絡するタイミングを逃してしまうと電話連絡もしにくいものがあります。

いろいろと仕掛かり案件が重なっている状況だからこそ、慌てずにゆったりと構えたいと思うのです。

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2010年1月29日 (金)

中小企業診断士の営業力

最近、中小企業診断士のグループが法人化を検討するケースが多くなってきたように感じています。誰が営業するかという問題はさておき、法人化したほうが仕事がとりやすいことは否めません。

ただ、構成員に重複が多いので、実際に支援を依頼されるお客様の立場からすると疑問が出てきそうです。結局のところは、個々のグループが地域に密着しているので争いは発生しないのですが、地域横断的な組織もありますので油断は禁物です。

基本的にこのようなグループは公的機関の仕事を受注することが多いので、自分で仕事を取ってこれる診断士であれば所属して下働きの苦労をする必要はありません。自分を含めて、それだけ仕事を取れる営業力を持った診断士が少ないのですね。

中小企業診断士の広場で取材させて頂いた、東川さんなど稼いでいる先輩方に話を聞くと、やはり様々な形で「営業力」が求められてきます。

見習い時代の飛び込み営業のトラウマが残っていて、営業をするという気持ちがわかないのですが、やはり「自分で仕事を取る」意識を持つことは大切だと思うのです。

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2010年1月28日 (木)

実務補習7日前

いつもの事ですが、返信のない実習生がいて詳細の連絡が取れません。

実習先の企業に少しでも良い提案をしたいので、しっかりと事前準備して頂きたいと思っているのですが、連絡先が誤っていたりすると大変なことになるので、連絡先の確認を慎重に行っています。

「実習で勉強する」という意識が強いのは仕方の無いことだとは思うのですが、社長に対して求められた課題についてアドバイスをする訳ですから一日一日が真剣勝負です。実習生とのコミュニケーションを通じて、いつも「クライアントに向かう姿勢」について見直しています。

面倒なことが重なるのですが、指導員とはいいながら学ばせていただくことが多く、このような機会が頂けることに感謝したいと思うのです。

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2010年1月27日 (水)

実務補習8日前

いよいよ中小企業診断士の実務補習の開始時期が2月4日に迫りました。

本日、指導員会議が開催され、受講生の名簿配布や注意点の確認などが行われましたので、早速、受講生に連絡のメールを発信しました。

既に1週間前なので、可能な限り詳細な情報を流したいのですが、守秘義務の覚書を交わす前ですし、企業のメールアドレスを使っている方もいて、気を使います。

企業によっては、メールの検閲もあればプライベート使用を禁じていることもあります。まして、会社のパソコンであれば本人以外が見る確率も高いので、うかつに診断先の情報を流すわけには行きません。

これから中小企業診断士の資格を取って活動をされる方は、是非プライベート活動用のメールアドレスを用意して頂きたいと思うのです。

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2010年1月26日 (火)

中小企業診断士のコミュニケーションスキル

中小企業診断士として、研修講師の仕事をお引き受けしています。自分自身がコミュニケーションが苦手だった事もあって、コミュニケーションに関わるコンテンツが持ちネタに多いです。

中小企業診断士内のグループに所属していると、コミュニケーションスキルの差がかなりあります。とりまとめ役になったりすると実に面倒です。無料奉仕で手間がかかるので、どうしても気持ちが下がりがちなのですが、研修ネタに使えるので事例はしっかりメモしています。

今回も、あるグループのとりまとめでイロイロ起きています。普段お付き合いしている仲間からは信じられないのですが、とにかくレスポンスが悪い。完全に受身で、本人からのアプローチは無く、決定プロセスに意思表明せずに、決定後に文句を言う、なんて人もいます。これはコミュニケーションに割く時間の優先順位の差だと思うのですが、とりまとめ役をすると不公平感が大きく育ってくるのが我ながら情けなく感じています。ある先輩コンサルタントは「優先順位の低いメールにいちいち返信していたら時間が無くなるから止めろ」というアドバイスを下さいましたが、自分のメールを低優先順位で扱われてみると、やはり違うと感じます。

クライアントと接し、本音をお伺いする必要がある訳ですから、コミュニケーションスキルは常に磨いておかなければなりません。

経営コンサルタントであるからには、「相手に喜んで貰える」コミュニケーションの見本を見せなければならないと、自分自身を振り返り反省をしつつ思うのです。

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2010年1月25日 (月)

「できること」と「やりたいこと」

中小企業診断として、創業融資を受けるための事業計画書の作成支援をしています。

お話を伺っていると、「以前にやっていたからできる」とか「会社でやっていた業務だからできる」などといった理由で仕事の内容を決めて創業を考えてらっしゃる方に良く会います。事業経歴という観点から考えれば決して間違いでは無いのですが、それが「やりたいこと」と解離していることがあります。

退職して、次の就職先も見つからず、創業するしかない、という状況では前に進むしかないという気持ちは分かります。しかし、会社の看板で仕事をしていた以上、独立しても同じように行くかという点については自ら厳しい認識をしたほうが無難です。

創業後には必ず試練の場が訪れます。「その仕事を選んだ理由」が安易だとその時に乗り切る原動力となりません。だからこそ、創業前には「やりたいこと」をとことん考えて欲しいと思うのです。

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2010年1月24日 (日)

お店の明暗を分けたもの

もんじゃ焼きを食べに月島に行ってきました。

友人に聞いた店を探すついでに商店街の通りを端から端まで歩きましたが、閑古鳥の鳴いている店、行列の出来ている店、明暗がクッキリと分かれていました。友人に教わった店は確かに美味しかったし、店員の「焼く」スキルも高かったですが、笑顔も無く愛想も悪く、もう一度行こうという気にはなりませんでした。

事前にネットで調べて行ったのですが、きちんと広告している店、口コミの評判が良い店にはお客様が入っていたようです。あれだけ同じ商品を扱うお店が並んでいるのに、「お店の売り」をアピールしている店が少なかったのには驚きました。閑古鳥の鳴いているお店は、通りから見て店主が渋い顔で仁王立ちしていたので、あれは入りづらいですね。

やはり、集客にどれだけ工夫をするか、口コミをしたくなるようなサービスが提供できるか、という点が大切なのだと感じています。帰るときも席が一杯の何件かのお店を見て、スタッフが笑顔で接客を楽しんでいるかどうかがお店の明暗を分けたと思うのです。

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2010年1月23日 (土)

クレーム対応の失敗例を見ました

今日の遅い夕食で入った某ラーメンチェーンでクレーム対応の失敗例をみました。

多分、マニュアル配布や簡単な接客教育は行っていると思いますが、従業員の対応姿勢が露骨に「火に油を注ぐ」例でした。

5名の団体で帰ったお客を、オーダーなどの接客をすっぽかしてホール係が外まで追いかけていきました。支払う人と出る人の時間差があって、未払いと勘違いしたのです。無銭飲食呼ばわりされたお客様は怒り心頭。ややガラの悪い方で「どう落とし前をつけてくれる」「警察を呼ぶぞ」と荒れ狂っています。対応したのが外国人スタッフで日本語のコミュニケーションが円滑でなかったことも問題点のひとつですが、何よりもお客様の怒りにフォーカスせずに機械的に済まそうとしたスタッフの姿勢が大きかったように感じました。落ち着いた後もスタッフ間のねぎらいやフォローも無く、何となく嫌な雰囲気が残りました。

オーダーを取りに来て貰うまで15分も待たされましたが、いい勉強をさせて貰いました。J-NET21でクレーム対応の本を紹介した時にも書きましたが、クレーム対応の基礎はコミュニケーション能力です。何よりも、どんな時でもお客様に喜んでもらおうとするスタッフの姿勢が大切だと思うのです。

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2010年1月22日 (金)

実務補習の時期が近づいてきました

中小企業診断士として中小企業診断士試験に合格した人の最終関門、実務補習の指導員を担当させていただいています。

大企業で働いてらっしゃる方が多いためか、現場との感覚が大きくズレていることがあります。小さな会社を支援してくれる仲間が増えるように、どのような体験をして頂ければ良いか、常に試行錯誤です。

しかし、現場を経験してもらっても独立して活動してくださる方は多くありません。企業内診断士が独立をためらう理由の一つに「仕事の確保」がありますが、実際に独立して活動してみれば食べていく程度の仕事を確保することは難しくありません。

前線で活躍する診断士(東川 仁さん加藤忠宏さん大塚 由紀子さん)の取材をさせて頂く機会があり、お話を伺っていると、まだまだ自分は努力が足りないと思うのです。

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2010年1月21日 (木)

正しいから人が動くとは限らない

今日電車の中で、携帯で話をしている学生に、「マナー違反だから携帯をしまえないなら電車を降りろ」という男性がいました。学生のほうは丁寧な口調でも不満そうに「迷惑は掛けていない」と主張していましたが、まさに周囲に気を使ってひそひそと話をしている学生より、酔っ払って大声で話しているサラリーマンや化粧を直しているOLのほうが余程迷惑で、周囲の状況から学生の不満ももっともです。最後には「気持ち悪いからコッチ見るな!」という非常に後味の悪い物別れに終っていました。学生のマナーという点に限って言えば、男性の言うことは正しいのですが、学生に拒否されてしまいました。

「社員が無駄遣いをする」という経営者が、部下を連れての飲み会で会社宛の領収書をきっていたりします。場面場面を取れば正しいことを言っていても、普段の姿勢や周囲の状況を社員は的確に見定めて自分たちの行動を決めるのです。

「牛首馬肉」という言葉があります。昔、斉の晏子が主君である霊公を諌めた故事から生まれたものですが、部下に問題があると見えるときは経営者や管理職者に問題がある場合が多いのです。そんな時、言葉だけ正しいことを言っても部下は動きません。電車の中の一場面を観ながら、そんなことを考えていました。

自分自身、学生に対して「傍観者となる大人」の見本を見せてしまいました。学生に説教する男性に「あなたの大きな声も迷惑ですよ」と一声かけてあげれば良かったと思うのです。

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2010年1月20日 (水)

経営者の役割は仕事を取ること

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。

従業員の働きが悪いので、営業成績をあげるような従業員教育ができないかというお話がありました。10名程度の小さな会社で、社長は部屋に篭って経営の作戦を考えることに集中しているとのこと。

夢や昔のことをお伺いしていたら「もう一度自分が先頭に立って営業して回る」ということで、研修の仕事を頂き損ねました(^^;

小さな会社では特に、経営者ほど会社のことを考え、事業に思い入れをしている人はいません。だからこそ、経営者は率先して外に出て誰よりも高確率で仕事が取れるのです。会社によって事情も様々ではありますが、マネジメントだけでなく仕事をとることも経営者の重要な役割です。

仕事を取れない従業員を変えようとする前に、経営者が仕事を取ってくる見本をみせるほうが格好いいと思うのです。

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2010年1月19日 (火)

業務マニュアルの効用

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。

何故か、ここ1ヶ月くらいの間に「業務マニュアル」に関するお話が何件か流れてきたので、それぞれにお返事しました。サラリーマン時代にやたら業務のマニュアルを作っていたのでイロイロとネタを持っていたりします。

「正しい業務マニュアルの作り方」というのが存在するように考えておられる方もいるようなのですが、業務の種類や使用者によって作り方は様々です。分かりやすくて使えれば、どんな手法を使ってもOK。ISOの文書のように作る必要はありません。

引継ぎや品質管理に使えるのは勿論ですが、業務担当者が自分の業務を深く理解するための教育機会として、特に効果があると思うのです。

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2010年1月18日 (月)

社長の決意が会社を変える

先日、コンサル仲間と大阪にある南海金属株式会社さんの工場見学に伺いました。休みの日にも関わらず、社長を初めとして社員の方も出社され、わざわざ見学のために一部のラインを稼動して下さって大感激でした。

社長は、世界一の会社、理想の会社を目指した取り組みをされていて、毎日会社に出るのが楽しくて仕方が無いそうです。従業員も続々と「世界一」を目指されているそうです。従業員が思うとおりに動かないと悩む社長も多い中、活き活きと話をされる社長とスタッフはとても素敵に輝いて見えました。

福島正伸先生に出会ってから、大きな転機になったそうで、工場に福島部屋を作られて、働く環境を大改造中です。(下、写真)

社長の「世界一になる!」という決意が出発点になり、仕事に向かう姿勢や出会いに対する姿勢が変わったのだと思います。「まずは自分が世界一になることです」という社長の姿を見ると、やはり、リーダーの姿勢が会社を変えるのだと思うのです。

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福島部屋への案内表示(壁を抜いて製図室の中が見える環境に)

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やはり中を見える福島部屋(研修室内に福島先生の机が!)

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2010年1月17日 (日)

頑張らない

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。 融資を受ける為の事業計画作成の相談でしたが、どう見直しても売上計画が「出来る」と言い切れる数値になりません。話を伺っていると、数人いる従業員の雇用はどうしても守りたいとのこと。その為に、一人で営業に駆け回っている状態でやつれていました。 もともと社長の思っていた理想の状況と違うというお話されていて、夢を語るときのお顔は輝いていました。 権利ばかり主張する従業員との関係に疲れてしまったということをポロリと漏らされたので、「雇用調整助成金」の存在をお伝えしました。 一人で血肉を削ってリスクを負うことはありません。 無理して融資を受けるより、現状ときちんと向き合い、従業員と話し合い、経営の体力を高めることが大切です。 「頑張らない」という選択肢もあると思うのです。

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2010年1月16日 (土)

価値を追求する難しさ

中小企業診断士として、商店街の活性化支援を行っています。

手法としては、「一店逸品」をベースにしていますが、商店街の個店が逸品を見出そうとすると大変な苦労が待っています。業種やこだわりの程度にもよりますが、良く即答で返ってくるのが「うちには逸品がない」「うちのは全てが逸品」「逸品を考えている暇はない」「逸品なんて途方も無い」といったお言葉です。

これらの言葉は、価値を追求していく苦労から逃げて、新しいことを拒否する都合の良いものです。この言葉を言ったとたんに思考は停止してしまいます。

中小企業でも、途中で改めて自社の価値を追及しようとすれば大変です。小さなお店とさして変わりはありません。

だからこそ、これから創業する人には、自分自身の反省も踏まえながら、まず自社の価値をしっかりと考えて欲しいと思うのです。

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2010年1月15日 (金)

自社の価値を高める

中小企業診断士として、創業の相談に対応しています。

創業融資を受けるための事業計画書作成の支援が主なのですが、創業融資はあくまでも事業を円滑に進めるための手段に過ぎないので、融資を積極的にお薦めしている訳ではありません。

どうしても、目先の状況や実務的な業務運営に気を取られがちなのですが、大切なのは自社の価値を明確にして「自社を選んでもらう」だけの力をつけることです。コツコツと実績を重ねるか、他にないサービスを提供するか、など、手段は無数にありますが、「オンリーワン」であり「ナンバーワン」である位置に付こうとする姿勢が問われます。

僕自身も、コツコツと創業融資の支援をしてきて、100社までもう一息というところです。これも一つの価値ではありますが、自分の目指す姿や業務のバランスと整合が取れていないので、真の価値を構築するにはまだまだと感じています。

自社の価値を高めるということは、最初にすべきことであり、事業を続ける限り常にすべきことであると、自身の反省も含めて思うのです。

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2010年1月14日 (木)

仕事の配分

中小企業診断士として、経営者支援と研修講師を行っています。現時点でも業務活動の6割ほどが無料対応になっているため、事業構造を大きく変える時期に来たと感じています。

これまでは、ノウハウ蓄積の意味の無料対応と研究会等の活動でかなりのパワーを割いていましたが、むやみに受けるのではなく、分けて考えていかなければなりません。

支払状況の悪い取引先との関係にも思い切ってメスを入れなければなりません。

自分自身がこれだけ思い悩むのですから、経営者に対して「業務の見直しや取引先の選別」を軽々しくアドバイスしてはいけないと思うのです。

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2010年1月13日 (水)

専門サービスへの対価

無料相談を受けていてると、税理士や中小企業診断士等の専門サービスの対価について質問をうけることがあります。

基本的に、「その人のために時間を消費する」ことに対してお金を支払うという概念がまだまだ薄いので、非常に安く見積もられていることが多く、提示された金額に不審を抱くケースが多いようです。

普遍、一般的な金額設定があるわけではなく、専門家それぞれのサービスとポリシーに見合った価格設定になっているはずなので、単純に金額だけを比較するわけにはいきません。

価格の確認で安いところを探すよりも、複数の専門家にあたって、相性の良い人を選んで頂いた方が、良い成果が得られると思うのです。

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2010年1月12日 (火)

本当に「あらゆることをやり尽くした」のか

中小企業診断士として、経営者の課題を一緒に考えています。

社会情勢が悪くなっていることもあり、ともすれば後ろ向きになりがちです。とても頑張っている経営者からも「もう全てやり尽くして打てる手が無い」という発言が出てくるのですが、実は勘違いです。

行き詰った経営者の思いは否定できません。支援者として真摯に受け止めるべきですが、そのまま「やり尽くした」という考えに同調はしません。何のためにその事業を行っているか、理想の将来像は何か、「夢」や「志」にフォーカスして頂くと、「やり尽くした」というのは幾つもある選択肢の一つであることが見えてきます。

コンサルタントが出来ることなど大したことはありません。常に答はクライアントが持っています。だからこそ、支援者は常にクライアントの力を信じ続けなければいけないと思うのです。

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2010年1月11日 (月)

創業で大切な、KEH

中小企業診断士として、創業支援に対応しています。

良くお話しているのが、創業に関わるKEHです。これは、創業後の日常業務にも当てはまります。先輩コンサルタントが開催した目標設定のセミナーで、「自分なりの略語を作る」という課題があったので、日頃言っていることを略語にしてみたら単純に表せるので、ちょっと気に入って使い始めました。

「K」は書くこと。夢や事業の計画を書き出して、漠然としたものを明確にします。

「E」は描くこと。書いたものを自分の中で映画のワンシーンのようにイメージします。

「H」は話すこと。批判や反対を恐れずに、周囲に自分の描いた姿を語ります。

事業アイディアは暖めているだけでは実現しません。計画として明確に描き出し、周囲の協力を得ていくことが大切です。協力を得るためには、自分だけが儲けようということではなく、『他の人を幸せにする何か』が必要ですし、語り続けなければなりません。良く、「アイディアを盗まれるのが怖い」と言って暖め続ける人がいますが、これではいつまでも事業にはなりません。

書いて、描いて、話す。このKEHが創業には欠かせないと思うのです。

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2010年1月10日 (日)

創業の心構え

中小企業診断士として、創業融資を受けるための事業計画書作成のお手伝いをしています。創業融資を受けるというところにアプローチしているので、最近は創業以外の融資に関する問い合わせも増えていますが、『融資を受けない』『無理なく利益で運営する』ことが大切だと思っています。

事業計画書作成の代行を依頼されることもあるのですが、最近は最初からキッパリとお断りしています。事業の主役はコンサルタントではなく創業者本人ですから、計画書は自らが作成しなければなりません。この大切な部分を人任せにしようとする時点で『創業の心構え』が不十分だと思うのです。

日頃の創業支援とドリームプランプレゼンテーションでの関わりを通じて感じるのは、やはり『夢』を持つ大切さです。『その事業をやるのは何故自分で無ければならないのか』『何が起きても諦めずに続ける原動力は何か』をしっかり見つめることが創業の第一歩です。

そして、『夢』を事業として展開していくための『そろばん勘定』を忘れてはいけません。そろばん勘定を日々の行動に落としていく上で、事業計画書が基本となるので、事業計画書の作成が大切なのです。

自分自身も含めて『夢とそろばん』を忘れてはいけないと思うのです。

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2010年1月 9日 (土)

現場で見本の匙加減

小さなお店のお手伝いに行くと、物を並べれば売れた時代の記憶が邪魔をして、改善に取り掛かれないことがままあります。しかも、日々の業務に追われるので、どうしても新しいことや手間のかかることは後回しになりがちです。これは、全く他人事ではないので、改善のアドバイスの歯切れも悪くなることがあります。

実際に店頭で客引きをしたり、清掃をしたりと、自分が代わりに行って成果を見せると理解して頂けることが多いですが、手間も拘束時間も増えてしまいます。何よりも「やって貰う」ことに慣れて、「あれやって、これやって」となることも多いのです。

当然、得手不得手もあるので、必ずしも成果があがるとは限りません。「コンサルタントは魔法の杖」的な考え方を持つ人も未だにいて、現場で自分が動く匙加減の難しさを痛感しています。

実際にその事業を営んでいる主人公はクライアントであることを常に忘れてはいけないと思うのです。

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2010年1月 8日 (金)

年間目標の設定

個人事業主として1人でやっていると、ついつい「年間の目標設定」を疎かにしてしまいがちです。昨年は、いろいろあって、初年度の目標管理が疎かになっていたと反省しています。クライアントが手間を掛けずに目標管理するアドバイスが出来ないか、自分自身の目標管理で確認していこうと思っています。

事業計画作成の支援を行っているので、自分でも事業計画書は作成していますが、諸般の事情があり、収益確保のモデルを大きく転換する時期に来たと感じています。今月の中ごろまでにベースとなる考え方を明確に書き出す予定です。

お手伝いをする役割を担うからこそ、自分でもやらなければならないと思うのです。

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2010年1月 7日 (木)

助成金を活用するのは後ろ向きか?

社会保険労務士の友人と話をしていた際、「助成金セミナーは後ろ向きの人ばかりで気が乗らない」といった悩みを聞きました。

中小企業診断士として、融資や助成金の相談に乗っているので、嘆く気持ちも良く分かります。しかし、決して後ろ向きの経営者ばかりではなく、公的な制度を活用して自社の更なる発展につなげているケースも多いのです。

助成金の多くは、会社をより発展させるための努力をした結果に対して支払われるもので、「楽をしよう」とか「生き延びるための金が欲しい」といった後ろ向きの発想で用意されたものではありません。

もしかすると後ろ向きの人と思えるような出会いかも知れませんが、支援者や講師は常に前向きな姿勢や助成金本来の目的を伝える必要があると思っています。そのためにも、自分自身が物事をプラスに受け止める余裕を持ちたいと思うのです。

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2010年1月 6日 (水)

フォーカスする視点

中小企業診断士で構成するコンサルタントチームの分科会でお世話役をしています。

「人事・労務の視点から企業を元気する」ミッションを持った分科会で、これから取り組みを展開するに当っての方針などを打ち合わせたのですが、『どこに売り込むのか』というターゲット設定で、「成長企業」と決まりました。

「成長企業」の定義はこれから明確にしていきますが、中小企業診断士として『元気な会社を更に元気する』よりも『元気の無い会社を元気にする』ことを研究したい自分としては、やや釈然としない気持ちが残っていました。

メンバーの『成長企業を研究することで共通するノウハウが見つかる』という発言もあり、一応の納得はできましたが、『元気の無い会社を元気にする』という視点は大切にしたいと思うのです。

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2010年1月 5日 (火)

採用の苦労

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。

ある社長が「採用経費が掛かりすぎて大変」ということで相談を受けました。よくよくお話を伺っていると、既存社員がドンドン辞めていて補充が追いつかない、ということが浮き彫りになってきましたcoldsweats02

途中で本人が気がついて、「自分の姿勢を改める」と言って下さったので、僕がアドバイスする出番は無かったのですが、典型的なワンマン経営で事業の目的や夢を共有できていませんでした。

良く、「出来る社員を取りたいが給料が安くて採用できない」という悩みを伺います。しかし、給料だけが採用のポイントではありません。社員が輝ける場が用意されているのか、社長自身が輝いているのか、といった点も大きなポイントです。何よりも新規採用を積極的に行う前に、今いるスタッフを大切にすることが採用を容易にするために必要なのだと思うのです。

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2010年1月 4日 (月)

実務補習先を確定しました

中小企業診断士として、実務補習の指導員も担当させて頂いています。

中小企業診断士試験の1次・2次を合格した方が直面する、資格取得の最後の関門です。独立しても実習の経験が役立つように、実習内容を更にブラッシュアップしていきたいと思っています。

打診していた先の社長が海外出張で都合が悪くなってしまったので、急遽変更crying

調剤薬局を多店舗展開している会社になりました。実習成果物が社長の役に立つものになるよう、これから打合せをしていきます。

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2010年1月 3日 (日)

打つ手は無限にある

新年早々、事業計画書代行の依頼がありましたcoldsweats02

代行はお引き受けしない事に決めているので丁重にお断りしたのですが、この種の相談をされる方に共通するのは「融資が受けられなければ終わり」と考えてらっしゃることです。

お話を伺っている間に、資金調達の手段は融資のみではないことをお伝えしていますが、頑なに思い込んでおられることが多いので無理はしません。無料相談に大きな手間を掛けすぎているのが大きな反省点なので、最近は他力本願な相談は早めに終えるよう心掛けています。

事業に掛ける「夢」や事業の「目的」に共感してくれる人が居て、その事業を必要としている人がいるので会社が成り立っていることを思えば、お金が無くても打つ手は幾らでも考えられます。単なる延命措置で融資を受けるのであれば、むしろ借金が増えるだけなので危険です。取引先との交渉や新規客の獲得など、できることはいくらでもあります。

目先の事業にこだわって、創業者の「夢」や「幸せ」を忘れないで欲しいと思います。「夢」や「生きる目的」にフォーカスすると、打つ手は無限にあると思うのです。

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2010年1月 2日 (土)

近所への初詣に学ぶ

最近は混雑を避けて近所の寺に初詣に行くようにしています。

しかし、ここ数年でどんどん参拝者が増え、とうとう行列に並ばなければ参拝ができないようになりました。混雑を避けたい自分としては困りますが、参拝者を増やす努力が身を結んだと言えます。

寺社なのに、要望に応えて七五三を受け付けたり、新年にアルバイト巫女を置いておみくじをしたり、イベントを開催したりと、いわゆる時節のイベントとして求められていることをするなど、集客の向上に余念がありません。以前は、シャッター通りとなった商店街のように人気がなかったことを思えば、驚くべき光景です。

中小企業診断士として、集客に苦しむ商店街や新規に開業される方をお手伝いしていますが、『顧客が満足するサービスを提供する』というあたりまえの事が集客に結びつくのだと、改めて学んだ気がするのです。

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2010年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます

すっかりブログの更新をさぼっていましたwobbly

新年を迎えて、気分一新。更新を再開します。

ドリームゲートの電話番号表示を削ったところ、ようやく資金調達系の直電が殆ど来なくなり、一息つけましたcoldsweats01

創業融資を受けるための事業計画書作成支援をしていますが、創業以外の資金調達の相談が多くなっています。金融機関との付き合いを支えるのも中小企業診断士の重要な役割だと実感しています。

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