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2009年7月

2009年7月24日 (金)

「できるところからやる」姿勢

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。ご要望に応じて、改善事例の提供や改善に向けたアドバイスをさせて頂くのですが、「できっこない」というリアクションが多いです。できると思うから進めているんですけどね(^^;

よくお話をすると、短期間に完成形を実現することをイメージされていて、「できる」と思うには厳しいのですが、長いスパンで考えて「できるところからやる」を積み重ねていくことをお勧めしています。考えて固まっているより、動いてみることが状況を打開する特効薬になることが多いようです。

苦しくて短期間に成果を出したいときほど、長期の視点で考えて、あるべき姿を実現する為のステップを一つ一つ積み重ねる、「できるところからやる」という姿勢が大切だと思うのです。

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2009年7月23日 (木)

本気の姿勢が支援者を呼ぶ

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。定年退職や早期退職で暇になったから、創業「でも」するか。いくら活動しても再就職できないから、創業する「しか」ない。といった方々から相談があることもありますが、総じて創業に向けた『エネルギー』や『本気度』が低いのが特徴です。

僕は、このような創業を『でもしか創業』と呼んで、できるだけ遠慮させていただいています。エネルギーが吸い取られますし、何よりも、準備が進まないことや上手くいかないことを全てコンサルタントの責任としてクレームを言う方もいて、『あくまで本人に頑張ってもらう』という僕の考え方と合わないので、お互いに苦しくなるケースを何回か味わったからです。

致知8月号の特集に78歳で起業した方のインタビュー記事が掲載されていました。自らの使命感や想いに突き動かされて『本気』で取り組む方は、迷いが無い分、想いを実現するためにありとあらゆる可能性を探ろうとします。自然と事業計画書は厚みを増し、緻密になってきますし、沢山の支援者が現れます。

本気の姿勢が支援者を呼ぶのだと思うのです。

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2009年7月22日 (水)

批判は神の啓示

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。脱サラを考えている方から相談を受けましたが、面白そうな事業なのに「本気」が伝わってきません。よくよく話を伺ってみると、ご両親と奥様が反対されているとの事、「奥様を説得するアドバイスが欲しい」とおっしゃるのですが、『何故反対されているか』が要領を得ず、反対理由を確認する宿題を出しました。

後日、山のような反対理由を突きつけられて「諦めました」の連絡がありました。ご本人の意思なので、進むも退くも自由ですが、未練を残されていたので、とても勿体無いと感じました。

出来ない理由を潰していけば、そのうち出来ない理由がなくなってしまいます。つまり、うまく行くしかない。潰しきれなくてもうまく行く確率はどんどん上がっていきます。批判は成功する為に神様がくれた啓示だと思うのです。

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2009年7月21日 (火)

他者視点で考える

中小企業診断士として、事業計画書作成のお手伝いをしています。先日、独立心旺盛なアーティストの相談を受けたのですが、基本的に『自分の利益』のみを追うカタチの事業計画になっていたので、『誰を幸せにするか』をもう一度考えていただくようにアドバイスしました。

そのアーティストの方は、事務所に抜かれる仲介手数料やフィーの安さから独立を考えておられましたが、着目すべき点は沢山あるのです。僕自身も企業研修の仕事を研修会社からお仕事を頂いていますが、営業に掛かる手間や経費、事務的な運営費、等々、自分でやれば大変なコストと労力がかかるところを代行して貰っていると考えれば、手数料は妥当なのかも知れないのです。

『自分の利益』だけを追うのであれば、周囲の協力も得にくくなりますし、『利』を求める人だけが集まってきて、苦境になったときの支えも不足します。自分以外の誰かを幸せにすることを考えることが大切なのです。事業計画を作成した後には、他者視点から「その事業を応援したいか」ということを考えてみることが必要だと思うのです。

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2009年7月20日 (月)

起業の目的を問い直す

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。創業融資を受けるための事業計画書作成のお手伝いをしていますが、先日も「融資だけ受けられればいいので代わりに作成して下さい」との依頼があり、お断りしました。

単に事業をして儲けるだけでなく、事業を通して実現したい何かをお持ちの筈なのです。事業計画書は、単に融資を受けるだけでなく、その「実現したい何か」に近づく道標として必要になるものです。したがって、アドバイスを受けるのは良いのですが、自分で作らないのは大いに遠回りになります。何といっても事業を行うのは、創業者であってコンサルタントではないのですから(^^;

融資申請をきっかけに、改めて自分が起業する目的や夢を振り返って欲しいと思うのです。

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2009年7月19日 (日)

憤の一字

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。創業融資を想定すると、どうしても実現可能性を重視して、客観的な視点からアドバイスすることも多くなります。しかし、そのために、創業者の勢いに水をさしたり、諦めて後向きになってしまったりしたら本末転倒です。

有料相談の方は良いのですが、無料相談の方が最初のステップで挫折してしまうケースが増えてきました。本気度の違いであると言ってしまえばそれまでですが、創業を志す勇気を失わずに夢を追いかけ続けていることを祈ります。

今、佐藤一斎先生の『言志四録 1 (講談社学術文庫 274) 』を読み返しているところですが、創業者も支援者も「憤の一字」を失ってはいけないと思うのです。

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2009年7月18日 (土)

スポーツ少年のマナー

今日、電車の中で殆ど1車両を少年野球チームが選挙していました。荷物を座席に置いたり、通路に投げ出していたり、大また開きで2人分を使って座っていたり、、、年配の方が乗車してきていても席を譲る気配すら見せません。

それも、その筈。車両を見渡すと、監督らしい人が同じような姿勢で居眠りをしていました。

大人のマナーを子供が真似していただけなんですね。子供の行動を問題視する前に、まずは僕たち大人の行動を見直さなければいけないなと考えさせられる一幕でした。

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経営に正解は無い

中小企業診断士として、経営相談に対応しています。状況によるのですが、「経営コンサルタントが問題解決のための最適解を提示してくれる」「経営コンサルタントに頼めば業績が改善する」といった、魔法の杖的な期待をされる方がいます。

もちろん、ヒアリングや現地調査を踏まえてアドバイスをするのですが、僕たちコンサルタントが事業を行っているわけではないので、実際に事業を成功させるのは、その会社の社長であり、スタッフなのです。僕たちコンサルタント自身も勘違いをしないように気をつけなければなりません。

老子に『道のいうべきは、常の道にあらず』という言葉があります。「道が語りうるものであれば、それは不変の道ではない」という冒頭の一節です。時代時代に応じて、無数の経営理論があり、手法があります。同じ業種でも求められる解は全ての会社で違います。やはり「経営に正解は無い」と思うのです。

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2009年7月17日 (金)

安易に儲けを追わない(2)

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。フランチャイズ加盟に関しても簡単なアドバイスをさせて頂いていますが、久々に「儲かるフランチャイズを教えて下さい」という相談を受けました(^^;

充分な資金を持っていて、不動産も所有されていて、ないない尽くしのスタートをする創業者には、うらやましいくらいの資金を持っている方でしたが、自分で汗をかく発想をお持ちではありませんでした。「人を雇って店長をやらせる」ことをお考えでしたので、それでは失敗の可能性が高いことと、フランチャイズ加盟に当っての本部選定ポイントを手短にお伝えしました。

フランチャイズ加盟に当っては、まず自分自身が本部の理念に共感できるか、自分自身がそのビジネスに想いを込められるかという事が大切です。儲けだけを追う姿勢では、それがスタッフにもお客様にも伝わるので、周りが不幸になる商売に繋がります。

もちろん、利益を出すことは大切なのですが、安易に儲かる商売はあり得ません。地道にお客様の喜びを積み重ねることを第一に考えることが出発点だと思うのです。

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2009年7月16日 (木)

安易に儲けを追わない

中小企業診断士として、経営相談にも対応しています。今日は、空き時間に喫茶店で作業をしていたのですが、隣の席に座った2人組みが、某マルチ商法の話をしていました。一方が熱心に勧誘していて、その場の入会申込書に印を押させていました。いかにも「楽して儲かる」ように伝える話術は凄いものでした。

以前、お伺いしていた某社でも社長が先物取引にハマって、利益をつぎ込んでいました。一度安易に儲けることを覚えるとなかなか苦労を積み重ねる方向に思考が戻らないようです。

利益は、お客様に提供した幸せの対価と考えれば、安易に儲けを追う発想は出てきません。「安易に儲けを追わない」姿勢も大切だと思うのです。

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2009年7月15日 (水)

ノウハウを蓄積する

中小企業診断士として、実務補習の指導員を担当させて頂きました。集まるメンバーやクライアント、時期によって、様々な問題や困難が発生します。

実習終了後に、次に担当するときに備えて、発生する問題と対応を記録するようにしています。実習生は大いに期待をして受講されるのですから、できれば同じ問題は発生させないようにしたいものです。回を増すごとに実習のレベルも高めて行きたいと思っています。これも一種のノウハウ蓄積ですね。

実習生も自分たちが直面した問題を記録して、次に生かして欲しいと思います。3回の診断で、どんどんレベルを高めていけますね。

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2009年7月14日 (火)

「やってみます」と言われる達成感

中小企業診断士として、実務補習の指導員を担当させて頂いています。昨日、報告会を完了し、実習生全員に修了証をお渡ししました。期間中はいろいろ大変でしたが、仕事が忙しい中、頑張って下さった実習生に感謝しています。

前日に、本文のみを打ち出した報告書をお渡ししていたのですが、報告会までになんと4回も読み直して下さり、真剣に質問をして下さったので、実習生には良い経験になったのでは無いかと思います。しかも、「やってみます」というだけでなく、既に一部は実施して下さっていて、感激でした。

この「やってみます」と言われる達成感に味を占めて、実習生が理論に偏らない具体策の提案を意識してくれるようになると嬉しいですね。

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2009年7月11日 (土)

提案書のちょっとちゃぶ台返し

中小企業診断士として、実務補習の指導員を担当させて頂いています。ラストスパートに入り、実習生がせっぱ詰まってきました。個別パートに入り込んで、全体の整合性が見えにくくなっている様だったので、ちょっとアドバイスをしました。

意図とは異なり、ちょっとしたちゃぶ台返しになってしまい、実習生が徹夜コースになりそうです(>_<)

明日で予定通り完成するか、楽しみです。

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2009年7月10日 (金)

中小企業診断士実務補習のラストスパート

中小企業診断士として、実務補習の指導員も担当しています。7月2日からスタートした夏季第一期の実務補習もあと残すところ3日となりました。

夏季の実務補習に申し込みされる方は、特にご多忙な方が多いので、夜半のメール交換や自宅学習も思うように進まないようです。12日にクライアントへの報告書提出を予定しているので、明日の作業が大きな山場です。メンバーの皆さんが体調を崩されないことを祈ります。

ここまでで思い切り修正して欲しい点や要望が沢山あるのですが、あくまで実習生主体で報告書を作成して頂くようにしたいので、我慢して見守っています。どんな報告書に仕上がるかがとても楽しみです。

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2009年7月 9日 (木)

地域に根を下ろす

中小企業診断士として、創業融資を受けるための事業計画書作成をお手伝いしています。

商店街の立地を選定した場合、商店街に加盟するかどうかで、会費を惜しんで加盟しない方がいます。それぞれの考え方があるので、一概に悪いとは決め付けられませんが、良い選択肢とは言えません。そもそも、その立地を選んだ時点で、「街路灯」など商店街の設備の恩恵に預かっているのです。何よりも、地元を良く知り、最も身近なお客様になる可能性がある人たちです。面倒がらずに、ぜひお付き合いして欲しいと思います。

あるお店のオーナーは思い切って商店街に加盟して会合に参加したことで、知り合いができて心強いといっていました。地域に根を下ろすことで、仲間を増やすことができるのです。

どうせ商店街に加盟するなら、最初から「空き店舗活用」の助成制度なんかを活用するのも賢い選択ですね。

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2009年7月 8日 (水)

お客様は誰か

中小企業診断士として、創業融資を受ける為の事業計画書作成の支援をしています。いつも、その事業が価値を生み出す仕組みを書き出して頂くのですが、「お客様は誰か」という点が不明確な方が意外と多いです。

ところが、商品やサービス、デリバリーに至るまで、対象のお客様が明確にならないと具体化してこないんですね。

お客様を絞り込むというのは不思議と怖いもので、僕たちコンサルタントでも領域を広げすぎて不明確になっている人がいます。かく言う僕もその一人なのですが、お客様は誰かということを最初にしっかりと考える事が大切だと思うのです。

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2009年7月 7日 (火)

融資を受けるポイント

中小企業診断士として、融資をうけるための事業計画作成をお手伝いしています。最終的には、社長の意思一つなのですが、どうしても創業時の計画からは遅れがちになって、追加融資を受ける必要がでるケースがあります。

返済実績もまだ不十分で決算が赤字だったりすると、金融機関の態度が急に変わってとまどうことも多いです。それまでの金融機関との付き合い方によって変化の度合いは違うはずです。もし大きく変貌するのであれば、これまでの付き合い方を見直すチャンスですね。

さて、厳しい目にさらされる追加融資ですが、僕が重視しているポイントは実績作りです。少しでも返済可能性が高い会社であると判断して貰うためにも、僅かでも実績を作っていただくようアドバイスしています。

諦めてしまう前に、できることは沢山あるのです。

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2009年7月 6日 (月)

仲間を集められる事業は強い

中小企業診断士として、創業融資が受けられる事業計画書の作成をお手伝いしています。相談の中には「この商売はガンガン儲かるから直ぐに返せる」と自信満々な方がいらっしゃいます。そう言いながらも「融資が受けられないとスタートできない」と急に尻すぼみになったりします。そんな方にはもう一度『何の為に儲けるか』ということを見つめ直すようにして頂いています。

自分だけの為に「儲ける」のであれば、協力してくれる仲間を募るのは至難の業です。協力者が現れても利益目的ですから直ぐに離反される可能性があります。しかし、大きな志や夢を持って起業する人にはどんどん協力者が現れます。

例えば、『伝説のホテル』を創ろうとしている鶴岡さん。ホテルもできていないのに、グリーンシート市場に上場しちゃいました。これは、彼女の語る「夢」に協力者がどんどん増えていってるからです。仲間を集められる事業は強いですね。

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2009年7月 4日 (土)

儲けよりも大切なこと

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。中には、事業のテーマ設定や、フランチャイズ加盟の選定に「儲かるかどうか」を基準にする方がいます。コンサルタントに、儲かる商売や儲かるフランチャイズ本部を聞く人は論外として、意外と「儲かった」状態の定義が曖昧なんですね。

商売をするからには「儲かる」ことも大切ですが、自分が大切にしていることと照らし合わせて、具体的に「どれくらい」儲けることを目指すのかを考えておく必要があります。家族との時間が一番大切と思っていたのに、儲けることに専念しすぎて家族との時間を切り捨ててしまっては本末転倒です。

自分が持つ「成功」や「幸せ」のイメージをできるだけ具体的に描くこと。ブレない価値観を持つことが、短期的な「儲け」よりずっと大切なことだと思うのです。

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2009年7月 3日 (金)

事業計画書は進化する

中小企業診断士として、創業融資が受けられる事業計画書作成のお手伝いをしています。ただ、中には事業計画書を創業融資を受けるときのみにしっかり作りこんで、後はメンテナンスしない方がいらっしゃいます。

ある方は、1000万円の創業融資を受けた後、想定外のトラブルが起きて予定通りに事業が進められませんでした。その後、追加融資を受けようとしましたが、金融機関の厳しい対応に気持ちがくじけてしまいました。金融機関が厳しい対応をするのも当然で、創業時の事業計画書は立派でしたが、実行されておらず、修正もされていませんでした。

事業計画書は一時的なものではありません。常に傍らに置き、進捗状況を確認し、必要に応じて手を入れて、進化させていくものなのです。

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2009年7月 2日 (木)

最初は実現可能性を考えない

中小企業診断士として、創業相談に対応しています。創業融資を受けるための事業計画作成では、実現可能性をかなり突っ込んでお話しするのですが、初期段階の検討ではむしろ実現可能性を考えないほうが良いです。

電話相談をしてきたある方は、自分でアイディアを話すたびに「これは難しいですね」と自分で可能性に蓋をしてしまっていました。「夢」や「目標」が明確に決まってしまえば、あとは様々な手段を考えるだけです。

アイディア発想の段階から実現可能性を考えるのは、実現可能性を低くする要因になるのです。

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