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2009年5月31日 (日)

損益計画書の甘い罠

中小企業診断士として、融資を受けるための事業計画書作成を支援しています。役所などで渡される所定の書式に『資金繰り表』が無いので、損益計算書をベースに返済計画を考える方が多いのですが、これも大きなリスクが潜んでいます。

ある方の事業計画書を拝見したら、しっかり利益も出ていて順調に成長しそうでした。創業前から取引先も確保し、準備も万端。ただ、運転資金だけが少し不安というお話。ここで、仕入先と取引先の支払条件を書き出して頂いたところ、支払は即時現金払いで入金は3ヵ月後になっていることが判明。資金繰り表を作成してみたところ、黒字のはずが数ヶ月でキャッシュがマイナスになりました。それぞれの支払い条件を交渉していただき、キャッシュが回る計画になりましたが、確認せずにスタートしていたら大変でした。

創業前の資金計画は、キャッシュが手元に残るかどうかも考えましょう。

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